今朝は登校時の旗振り当番でした。3カ月に1回くらい、交差点に立って子供たちの登校を見守ります。大きな声で挨拶をしてくれる子や、ふざけながら歩いて危なっかしい子など色々です。そんな子供たちの様子を見ているとほほえましく、日常に追われる自分を反省したりします。しかし朝の忙しい時間にこの当番ができない親が増えていて、制度を廃止してほしいという要望が出ているそうです。
共働きの親が増えて、女性活躍推進法ができて、世の中から専業主婦が激減しました。仕事と育児や介護を両立することが推進されています。しかし親たちが忙しくなって、子供たちに影響はないのだろうかと思うことがあります。3歳児神話が否定されたり、親が働いていても短時間でも子供に向き合えれば問題ないといった記事を見かけますが、全く影響がないとは言い切れないと思います。
親も忙しく、先生も忙しく、暇をしている余剰人員がいないことで、助けを求められない子供がいるのではないかな、と心配になります。私は子育てに専念していた時期が長かったので、何かの折に話しかけてきた小学生の話を聞いていたら、その子の話が止まらなくて帰れなくなることがありました。親に聞いてもらう時間がないんだなと思いました。
PTAに対しても否定的な意見が増えて、活動がどんどん縮小されています。無駄を省くことはいいことですが、学校に親が関与することはとてもいいことだと思います。親が協力したり、様子を見ることで、先生との信頼関係ができて問題の抑止力になるからです。今年から高校生になる長女、中学生になる次女、4年生の長男。またPTAに参加しようかなと思った朝でした。