昨日は頭痛で鎮痛剤を飲んで事務所に行きました。やや体調が悪いことで、人のちょっとした言動に敏感になっていました。
人間観察その１「大丈夫ですか？」
出勤の道すがら、スマホで会話をする女性がいました。仕事の会話のようでしたが、「大丈夫ですか～」と親身に問いかけていて、私はとても好感を持ちました。こういう方と一緒に仕事をしたいなと思いました。どんな人も自分に関心を持ってほしいですし、労わってほしいものです。だから全面的に相手軸で考えられる人が成功するのだと思います。
人間観察その２「大切に扱ってほしい」
そして帰り道、スーパーでレジ待ちをしていた時のことです。私の前の人が、レジ前にカゴからネギを落としてしまいました。カゴを移動する時に落ちてしまったようです。しかしネギは全く無傷でした。しかしすぐさま顧客の女性が新しいネギを取りに走りました。私はそんなにムキになって交換するほどか？と思いました。購入前に床に落ちたネギは嫌だったのでしょう。コロナもあるので敏感になる気持ちはわかります。しかし新しいネギを取りに行って戻ってくる間、レジ係と私は数分待たされました。
例えば購入後に自分のミスで落としたら交換できませんよね？もしかしたら納品中に店員さんが落としてしまったネギも普通に売られているかもしれない。…と私はレジに並んでいて思ったのですが、こんな記事がありました。
レジで床に落とした商品を、戸惑うことなく袋に入れていませんか？（ダイヤモンドオンライン）
https://diamond.jp/articles/-/186056?page=2
これは店員が商品のパンを落としたのに無言で袋詰めされて、客が腹を立てているケースです。しかし店員が「失礼しました！ 今新しいものをお持ちします！」と言ってくれれば、「そのままでいいですよ。袋に入っているので問題ないです」と答えると言っています。（ネギは袋に入っていないので、先の例とは少し異なりますが…）
その「モノ」はお客である私が買った商品です。大切に扱ってしかるべき、という前提が私の中でありました。
モノでも人でも大切にする姿勢が大事なんですよね。サービス業の根幹はこれかな、と思った昨日でした。
