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会社を良くする就業規則

就業規則

就業規則を作成する中で、一つ一つ条文を吟味する作業を行っています。特に有給休暇と特別休暇の部分、欠勤控除の部分などは念入りに確認しています。また無断欠勤の際の取り扱いについても、具体的に定義しました。問題が発生した時に役に立つ就業規則でないと意味がないので、とにかくリスクを潰そうと必死でした。

しかし先日、下田先生の本を読んで少し考えが変わりました。先日同期の先生が、「下田先生の理念に共感している」と聞いてずっと気になっていました。リスク対策の観点だけでなく、会社を良くする就業規則を作成しようという考え方です。就業規則というと、どうしても「従業員が守らなければならないルール」という堅苦しいイメージがありますが、従業員の方々がより力を発揮できる環境作りを定義するツールと捉えるのです。そうすることで、会社の雰囲気が良くなったり、やる気が向上したり、その結果業績が上がるという好循環が生まれるのです。

本当にすごいな、と感動しました。私自身サラリーマン時代に散々「やらされ仕事」に辟易としてきました。評価されない職場だったり、納得できない人事や賃金、慣習など仕事内容以外の部分でモチベーションが下がることが多々ありました。こうした環境整備がいかに重要かを改めて知ることができました。

次回の打ち合わせに備えて準備することが多く、若干間に合わない可能性もありますが、まずは経営理念を入れたいと仰られていたので、そこを一緒に考えてみたいと思います。

参考:「なぜ、就業規則を変えると会社は儲かるのか?(下田直人著)」

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