今朝の藤咲先生のメルマガで、「おじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃん、この言葉は身内以外には使わないのが鉄則です。いや、身内でも使わない方がいいのかもしれません。」と書いてあって、なるほどなぁと思いました。私も「おばさん」と言われることには抵抗を感じるので、とても共感しました。
しかしお昼にラジオを聴いていると、ラジオCMで突然若い女性が「おばさん、おばさん」と問いかけているではありませんか。「おばさんなんて失礼ね!」という流れかと思いきや、その後に若い女性が何か親切な言葉がけをして(おばさんが強烈すぎて、何だったか思い出せないのですが)、年配の女性が「ありがとう」と言い、最後に思いやりのある言葉がけはすばらしい、といった内容で終わりました。
物事は着眼点を変えると全く別の結論になるのだなと思いました。この年配の女性が、今の私のように、おばさんに反応してしまったら、このCMは成り立たないでしょう。おばさんと呼ばれた怒りで相手を無視してしまうかもしれません。
自分以外の人が何を考え、どんな価値観を持っているかは外からじゃ全く分かりません。「多分相手はこう考えている」という予想は当たらない可能性が高いのです。知らずに相手を傷つけてしまうこともあれば、逆にやらかしたと思っても全く大丈夫だったりします。
少なくとも失礼な言動だけは避けたいですが、それが失礼にあたるか否かの判断力が必要です。年齢を重ねると知識や経験が増えるので、年の功が少しは役に立つかもしれませんね。
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