本日社会保険労務士として登録されました。社労士と名乗る権利が与えらえました。嬉しい気持ちよりも不安や逃避願望の方が大きく、しばらくは力をつける期間にしようと思います。その前にお客さんがいないのですが…
ここからは、「自分自身どうなりたいのか」という本音が問われていることを感じます。「社会貢献したい」とか、もっともらしいことはいくらでも言えます。でも深層心理でそう思っていないと、行動ってなかなかできないものだなと感じています。「登録」までは自分の中で「絶対にやる」ことと決めていました。でもこの先、絶対にこうなりたい、というビジョンが描けません。
頑張っている同期や先輩社労士の先生を見ると、「すごいな」と思います。でもどこかそれが他人事、別世界の出来事に見えてしまいます。勝間塾で学べば学ぶほど、自分のコミュ力や人を信じる力、気遣いができない点などに絶望し、開業は恐らく最も自分の苦手なことなのではないかと思えてきました。何かが違う、というザワザワした感覚です。
SNSでは、自己開示してどんどん仲間を作ってぐいぐい行ける人が目につきます。そうした人を見て、自分は違うと違和感を感じるのです。もっともツイッターに限らずリアルの世界でもこうした人が目立って成功していくのだと思います。これは当たり前ですよね。どういう人間かアピールして信頼を得ていかないと仕事は取れません。最初は他人の真似から始めよう、みたいなアドバイスもありますが、真似をすることにすごい抵抗感があります。それは違うんじゃないかと…。
そしてもう一つ自分の中に抵抗感があるのは、交渉事を避けたいという本音です。かつて誰かに頼みごとをして断られたり、嫌な思いをした経験がいくつかあり、それをもう二度と経験したくないからです。誰かに頼んで無下に断られるほど悲しいことはありません。かつて頼みごとをして断られ、いつまでも恨んでいることが多々あります。
…ここまで書いてきて、ふと「いつまで固執しているんだろう」と我に返ります。まず、私はコミュニケーションや交渉の絶対的な経験値が少ないのです。だからこんなことにいつまでもこだわって小さくまとまっているのでしょう。
もしかしたら今ものすごい転換点なのかもしれません。自分を大幅に変えようとしているけれど、一方で変えたくないと抵抗しているのです。変わるのは勇気がいります。元の自分でいた方が楽だし、傷つくことを避けて生きた方が平和なんじゃないかと思ってしまいます。葛藤は苦しく、自己変容はまだ先だと思いますが、必ずや次のステージに行きたいと思っています。
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