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人間関係はいつまでも勉強

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ふと今年3月まで活動していたPTA活動について考えていました。ちょうど昨年の今頃に父が亡くなったのですが、その月末に広報誌の原稿締切が迫っていました。新規企画だったため原稿も写真もなかなか集まらず、お葬式から帰ってすぐ作業に取り掛かる日々でした。PTAのグループLINEに父の不幸があった、と連絡したのですが同学年のメンバー6名のうち返事をくれたのは一人だけでした。もっと大きな声で「原稿作成を代わってほしい」と訴えればよかったのでしょうが、締め切り近くに引き受けたくないだろうと思い、結局誰にも助けを求めませんでした。

何とか原稿を仕上げて、広報誌を無事発行することはできたのですが、私はその後PTAのメンバーに心を閉ざしてしまいました。表向きはなるべく平静を装っていましたが、心が拒絶するのを止められませんでした。

かつて同僚だった友人から「そんなこと分かるわけないでしょう。言ってくれないと誰もわからないよ。」と言われたことがあります。気心知れた友人や仲間なら、私の辛い気持ちを分かってくれるはずだ、分かってくれないなんてひどい、と思ってしまいます。自分にとって大切な人だと余計に頑張ってしまい、それを当たり前に受け取られた時に激しい憎しみに変わってしまう。考えてみると恐ろしいことです。しかし殊更に「辛いのに頑張ってやったのよ」とか「大変なことを無償でやったのよ」なんてアピールするのは嫌味ですよね。でも言わないと当たり前だと思われてしまう。こういう時皆さんどうしていますか。

一つ明らかなのは無理をしすぎないこと。誰も気づいてくれないし感謝もされません。そして逆恨みして友人を失います。人間関係はいつまでも勉強です。。

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