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「ありがとう」と感謝し続けること

その他

昨年末に「ありがとうの魔法」という本を読みました。頑張る事より「ありがとう」と感謝し続けることの方が大事だと説いた本でした。これは私が長年疑問に思っていたことの答えでもありました。私は今までいつも前に進むことを考えてきました。少しの時間も無駄にしないで頑張る事が良いことだと信じてきました。しかしこれで良いのだろうかと疑問に思うことが増えました。頑張った分は確かに報われてきました。でもいつまでも辛いし、人との関係が良くなっている実感もありません。

私が元来人間関係を築くのが苦手なので、必ずしも多くの人と関わりたいとは思わないのですが、頑張ってきた分だけ信頼できる人間関係を広げていきたいと願っています。しかし頑張る事と人に好かれることは比例しません。だからこそ、冒頭の「ありがとうの魔法」を読んで感銘を受けました。頑張る事よりありがとうと感謝することが、恐らく人間関係においてはよっぽど大事なことなのです。頑張らなくても愛されて幸せそうな人はたくさんいます。「頑張る事=愛される」という思い込みは私が育った中で形成された価値観だと思うので、少しずつ考え方を変えていきたいと思います。

また「こうあるべき」という枠組みも自分の思い込みだと気づきました。些細な事ですが、有名な洋楽くらい知っておくべき、仏教などの宗教を理解しておくべき、趣味を持った方がいい、友達がいないと恥ずかしい、年齢相応の服装や髪型をすべき、愚痴はなるべく言わない方がいい、いい親であるべし、などなど言い出したらキリがないくらい「こうあるべき」という枠組み作って自分を押し込めています。でももっと好きに生きていきたいです。今年もよろしくお願いいいたします。

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