昨日蒲田の労基署に様式をもらいにいったついでに、昔働いていたニッセイアロマスクエアというビルに行ってみました。周りのお店はかなり変わっていましたが、ビルは昔のままでした。入社2年目から働いていた場所です。仕事のことも社会人としての振る舞いもわからず、思い出すのも辛いくらい必死でした。
考えてみれば今の私も開業社労士としては2年目です。あの頃のバタバタを思い出すと、今の自分も早々簡単に物事が進むはずはないことを実感できます。失敗も恥ずかしいこともたくさんありました。その都度悲劇のヒロインのように落ち込んで、ちょっと褒められれば調子に乗って、毎日ジェットコースターのように感情が揺れ動いていました。
今も小さなことで落ち込んでは、「この仕事向いてない!」と思い詰めたりするところは全く変わっていません。あの時もSEは向いていないと毎日思っていました。今思うとそんな私を周りは温かい目で見守ってくれていました。しかしそれを知ったのは会社を辞める時でした。送別会にものすごい数の人が参加してくれて、同僚が手紙を読んでくれたり、たくさんの励ましの言葉をもらって初めて、周りの支えに気づきました。自分はいつも一人で闘っているつもりでいましたが、そうではなかったのです。
ニッセイアロマスクエアの前に立ちながら、そういう色々なことを思い出しました。2年目なんてまだまだスタート地点です。