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楽に生きられる考え方を学ぶ

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建設業のお客様からご相談を頂き、事務組合や神奈川SRについて調べていました。どの部分をどう関与したらいいのか分かりにくくて悩みました。分かってしまえば簡単なことでも、分からないことを前に進めていく作業は骨が折れますね。先輩の先生に教えて頂いて大変有難かったです。

特定社労士の試験が終わって、次の目標がなかなか見つからず、行政書士でも受けようかと思っていましたが、目指す方向性と違うのでやめることにしました。資格試験は頑張れば「合格」というご褒美が手に入るので、どうしてもそういうものが欲しくなってしまいます。でもその資格をどう生かすのかが明確でなければただの資格コレクターになってしまいます。私が今やるべきなのは社労士業務の知識を広げることです。それは合格という目に見える成果がない世界です。しかし知識の厚みが必ず信用になっていくはずです。

それと同時に、自分の意識や考え方も変えていきたいと思って読書もしています。本なんて読んで終わりじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、考え方が少しずつ変わっているのを感じます。最近影響を受けた2冊を紹介します。最初は瀬戸内寂聴氏の「九十七歳の遺言」という本です。この本では、孤独は常に自分にひっついているものだと学びました。物事がうまく行っている時は孤独を忘れているだけだと。誰かが一緒にいるかどうかは関係なく、元来人間は孤独なのだと思ったらすごく楽になれました。

次に苫米地英人氏の「イヤな気持ち」を消す技術、という本です。過去の嫌な記憶を度々思い出すのが嫌だったので読みました。これは予想以上によかったです。自分の記憶は、取り出し方を意識的にコントロールできるのだそうです。インプットされた記憶をどう取り扱うかは自分次第だということです。嫌な記憶を理不尽なものだと100%他責にしてしまうのではなく、もしかしたら自分も悪かったのでは?という視点を入れること。これはちょっと抵抗があるかもしれませんが、自分のせいだと思うことではなくて、視点を持つことです。そしてその嫌なことはもう自分に影響を与えないことを認識して、いい記憶と一緒に統合する、といったことが書かれていました。私なりの解釈なので、もし気になる方は是非読んでみてください。

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