今日から社労士会が主催する労働法の研修が始まりました。これから来年の1月まで週1回2時間講義があります。会場は埋まってしまったのでオンライン受講ですが、しっかり勉強したいと思います。
さて実務では、「頼まれないことをやっても全く感謝されない」ということをまた実感しました。相手側がしっかりと情報伝達しなかったため、（捉え方によってはこちら側がしっかりヒアリングできなかったとも言えますが）相手に不利な状態になってしまいました。これを放置しても問題になることはほぼありません。しかし対応するとなるとこちらの時間と経費と手間がかかります。
基本的に頼まれないことをやっても全く感謝されません。「ああそうですか」という程度です。今回も案の定そうでした。こちらの手間なんて意識の片隅にもないでしょう。それでも対応したのは、私の気が済むからです。自己満足といえばそれまでです。それでも顧問契約のお客様にはずっとやってきました。こうした方がいいんだよな、という事象は放置しません。
逆に顧問契約以外のお客様には必要以上の対応をしません。恐らく「それくらい教えてよ」とか「もっと対応してよ」と思われていることでしょう。それで縁が切れたり、途中までやった仕事が無駄になったこともあります。しかしそこはしっかり線引きしています。スポットのお客様にサービスして顧問契約を頂く戦法もあるのかもしれませんが、「結局スポットでいいや」と思われるような気がします。
何に価値を感じるかは人それぞれなので、自分がいいと思ったやり方でやって、それを支持してくれたお客様と信頼関係を築ければいい。これが独立して一番よかったことです。
