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「梅切らぬバカ」を観ました

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そういえば先日、加賀まりこさん主演の「梅切らぬバカ」という映画を観てきました。塚地武雅さん演じる自閉症の息子さんとのお話です。ドラマチックなことは起こらず、最後まで淡々とした映画でしたが、見終わった後しみじみとした気持ちになりました。効率性ばかりを追求する現代へのメッセージと、綺麗ごとでは済まないグループホームの現状などを知ることができました。

ちょうど今、私が所属する勝間塾のメールテーマが「がんばらない技術」なのですが、ちょっとそれを思い出しました。私たちは、頑張ることこそ素晴らしいと思って生きたように思います。モーレツ社員とか企業戦士という言葉もあったように、毎日限界まで戦う人が讃えられてきました。でも今は違います。こうしたサラリーマンが今では社畜と呼ばれたりします。

豊かな人生を送るには、当然ながら社畜になってはいけませんし、頑張り続けて心を病んだり、燃え尽き症候群になってもいけません。そうやって無理をした先には幸せはやってこないという考え方になってきています。

「梅切らぬバカ」は豊かな人生を送るためのヒントを教えてくれたような気がします。一人の人間ができることなどたかが知れていますが、「忠さんがいてくれてよかった」というたまこさんの言葉が一番心に残っています。

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