「不格好経営」に学ぶ

DeNA創業者の南場智子さんが書いた「不格好経営」を読みました。とにかくものすごいバイタリティで、数々の困難を乗り越えられたことがわかります。

そして私が一番心に残った部分は以下の部分です。

人脈オタクのように、あちこちのパーティーに出かけていっては名刺を集めまくる人を見ることがあるが、趣味ならともかく、名刺もフェイスブック友達も残念ながら役に立つ人脈にはならない。同様に、ビジネススクールに行って人脈を作りたいなどと思っている人がいたら、今日明日のあなたの仕事ぶり、仕事に向かう姿勢こそが人脈を引き寄せるのだと伝えたい。

私は今、つながりを求めて様々な会に所属したり、接点を持つ努力をしているのですが、何となくそうだよなと実感しています。結局仕事ぶりを見てもらうことが一番なんですよね。目の前の仕事を必死にこなして信頼してもらうしかないのです。

しかし、南場さんは本当にすごい！と思う反面、仕事に没頭できる環境があったから活躍できたのでは？と思ってしまう自分がいます。

これも「隣の芝は青い」ということかもしれませんね。私が仕事に没頭できる環境だとして、どれほどの成果を挙げられるかは全くわかりません。ワンオペで子供3人の世話が大変で、ついこれを言い訳にしたくなります。でも逆に子供たちの応援が私の大きな力になっているので、今あるものに感謝する気持ちも大事ですね。