年度更新が始まり、社労士の繁忙期になりました。業務量が増えるにつれて、初期のお客様の料金が低すぎることが気になります。しかし開業当初に依頼してくださったお客様はそれこそ神様でした。全く認知度のない駆け出しの社労士に任せて下さって本当にありがたく思いました。
今あまり低い金額で受けてしまうと精神的に辛くなるので、結果的には業界の標準的な金額設定になってきました。当初のお客様については、折を見て価格改定を考えていますが、なかなか難しいですよねぇ。受け入れてもらえるだろうか、と考えると言い出すのが怖いです。料金設定の難しさはよく社労士の間でもよく語られます。業務量の多い少ないは打ち合わせでは分かりにくいからです。人数が多いからといって、月々の業務が多いとは限りません。逆も然りです。
しかしどんなことも自分の責任ですので、そこが自営業のいいところだと思います。誰かに安く使われたら腹が立ちますが、自分で決めた金額ですからね。逆に高い金額を提示して断られたら、何が悪かったのか考えて次に生かせます。そういう意味で夢があり、自分を高めるモチベーションにもなります。