年末にかけて、仕事について思うことも多々あり、本もたくさん読んでいます。その中で自分には圧倒的に行動力が足りないと最近思います。しかし多くの人と会って人脈を広げることあまり得意でなく、大勢の人と会うとどっと疲れてしまう性分なので無理をしても続きません。
ホリエモンの「本音で生きる」という本には、「世の中にはアイディアはたくさん転がっているので、それを形にする行動が重要だ」と書いてありました。何事も行動して形にするのは大変です。だから一人でやろうとしない、とも書いてありました。ひとまず特定社労士が終わったらやろうと思っていた自動化ツールをちょっと研究してみたいと思います。
そして宮部みゆきさんの「我らが隣人の犯罪」という本を読みました。社労士的には、強請り(ゆすり)や脅迫について考えさせられました。例えば、逆玉の輿に乗った同僚を妬んだ男が新婦の父を強請る話や、従業員がオーナーに多額の退職金を出させる話など、結局そうやって強い者にたかる人はいつの時代にも、どんな場所にもいるのだなと思いました。この小説は初版が1993年ですが、昨今の労働者の権利意識の高まりに通じるものを感じました。