先週から子供一人がコロナに罹り、私もシルバーウィークはコロナで苦しんでいました。とは言え、抗原検査は陰性だったので正式判定ではないのですが、症状からほぼ100%確定だと思います。
私は自営業なのでこれでいいのですが、長女の出校停止については、陽性判定が必要とのことです。学校からは電話でも「みなし陽性」診断がもらえる場合がある、と言うので病院に問い合わせたのですが、結局PCR検査が必要ということになりました。もうほぼ治っているのになぁと思いつつ…まぁ確証がないのに出校停止にはできませんよね。
そんな中、特定社労士の試験日が11月26日と公示されて私は焦っています。過去問も解熱剤を飲んで少しやりましたが、新たな論点が出てくる毎に全く書けないことの繰り返しです。
オンライン講義も少し聴いたのですが、弁護士の先生が熱く語る労働契約法の講義は面白かったです。ちょうど未払い残業代の問題が身近で発生していたので、賞与をその支払いに当てればいい、と仰っていて納得しました。どう配分するかで違法か否かが決まるというのは、少しおかしな話ではありますが、法律とはそういうものなんですよね。
特定社労士の過去問を見ていると、労働者が「納得できません」と言い分を述べているのですが、会社に対して一労働者が反論するというのは、昔だったら考えられないことのように思います。一個人がそんなことを言ったって到底聞き入れられるわけがない、と普通は思ってしまうような事案ばかりです。でもこうやって労働者が声を上げられるようになった点は評価されるべきだし、使用者の権利濫用への抑止力になります。とは言え例えば会社の経営不振であれば、会社を守る必要もあるわけで、そのバランスを取るのが、特定社労士や弁護士の仕事なのだと思いました。