2022年に公開された「アキラとあきら」という映画を観ました。池井戸潤氏の小説を映画化したものです。竹内涼真と横浜流星が同期入社の銀行員で会社を救うお話なのですが、久々に心を打たれました。しかし現実でこうした危機に陥った会社を救うことは至難の業です。思い起こせばコロナ禍でも多くの中小企業が苦境に立たされました。その時に会社と従業員を救うことができるだろうかと考えました。
亡き父はコロナ禍で会社を存続するためには解雇を辞さない考え方でした。「会社がなくなったら従業員も何もない、一旦解雇して復活したらまた雇えばよい」という一貫した考え方でした。恐らく自身が経営者だったからでしょう。私はそこまでのアドバイスができるかな、と思いました。
難局時にどういう経営判断をするかはとても重要です。労務管理を経営の視点から見ることができれば違ったアドバイスができるかもしれません。今後は経営も学んでみたいと思いました。直近では、県会の介護事業の労務管理研修や特定社労士研修、今途中になっているDCプランナーなど、取り組みたいテーマがいくつかあります。しっかり実行に移せるように計画を立てたいと思います。
