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5年に一度の倫理研修

セミナーでの学び

5年に一度、社労士会が主催する倫理研修を受講しなければならないということで、今年案内が来ました。早速オンラインで受講しましたが、内容は社労士法が中心でした。営業方法や助成金業務における注意点が具体的に述べられていました。「新規開業者が顧客を開拓するのは大変なので」と寄り添う姿勢も見られましたが、全体的に厳しめの内容でした。

不適切な業務やネット記事により、社労士の地位や品位が害されてはいけないので、それは大変理解できます。何年か前にあった「問題社員をうつ病にする方法を教えます」とか「合法的なパワハラの方法を教えます」と言った非人道的な内容はもってのほかですが、残業代を減らすとか障害年金を受給できる方法とか、相手が知りたい情報を発信することも大事だと思います。どこからがOKでどこからがNGなのかの線引きは難しく、研修では「必ず残業代を減らします!」という表現はNGだと言っていました。

じゃあ一体どうやって顧客を獲得すればいいの?と、そういう肝心なことは教えてくれません。それは県会の開業者研修でも同じでした。一番知りたい肝心なことは誰も教えてくれないのです。王道はないってことなのでしょう。ある人はこの方法でうまくいったけど、それを真似して自分が成果を出せる保証はありません。その人のバックグランドや性格によってやり方は変わってくるからです。

ただ少しでも早く始めて、続けている限り少しずつ認知度は上がってきます。ホームページも設置年数が長い方が圧倒的に上位に表示されます。奇抜なキャッチコピーに頼らずに、自分の特技と結び付けて何とかやっていきたいと思うこの頃です。

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