昨日はついに紛争解決手続代理業務試験でした。たった2時間の試験なのであっという間でした。今回も雇止めの問題でした。変わった論点もなく、平均点が上がるような気がします。書ききれたという手ごたえが全くないので、発表までは忘れて過ごしたいと思います。とにかくこの研修はハードだったので、最終日まで受講して試験を受けられたことが嬉しいです。
そして試験後にグループの飲み会に参加したのですが、これもとても楽しかったです。断酒中だったのですが、今日だけはいいだろうと解禁にしました。この研修を共に乗り切った仲間とたくさん話せて本当に楽しかったです。久々に結構飲みましたが、肝臓が元気なので二日酔いもありません。
特定社労士はあっせん代理ができるようになりますが、そもそもあっせんの需要自体はそんなにないのが引っ掛かる点です。先日の月間社労士でも社労士が代理をしたあっせんは1件でした。というのも、あっせんを申し立てても先方が取り合わなければ流れてしまうので、拘束力がありません。そういうものに対して代理人として依頼するかといったら、普通しないですよね。特定社労士の研修自体は大変有意義なもので、全ての社労士が学んだ方がいいくらいの内容ですが、あっせん代理や特定社労士の付記、というのがどれほどのメリットかは疑問です。
労使の示談ができるようになれば、もう少しスムーズに解決できる事案が増えると思います。そういう意味ではやはり弁護士さんの領域になってしまうんですよね。社労士ができるのは紛争をどれだけ未然に防げるか、被害を最小限に抑えるかを考えることなのかなと思いました。そのためにはどんなリスクがあるのかを知らなくてはいけません。そのことが分かっただけでもまずは大きな一歩でした。