先週の土曜日はグループ研修2日目でした。大体勝手はわかったものの、1日中議論して相当疲れました。根拠条文や判例について圧倒的に勉強不足で、全くもって説得力に欠けるものの、発言しないと議論が進まないので、とにかく考えを表明しました。私が属するグループは開業経験の長い方がいらっしゃらなくて、こんな私でも勤務や開業の経験が割とある方なのです。それでもやはり、根拠が乏しいのが致命的です。
設例ごとにファシリテーターと議事録係が決まっていて、今回は２つも議事録の担当があったので、今それをせっせとまとめています。この研修はとにかく労契法と社労士法が肝です。社労士試験では脇役だった労一が、これでもかというほどの主役級です。こんなに深く学び気づきを得られて有難いのですが、体がきついです。。
そんな合間を縫って小説を1冊読み終えました。「春にして君を離れ」というアガサクリスティーの本です。ミステリーではなくて、子供を3人育て終えた主婦の話です。主人公が旅の途中で自分を回顧しながら色々なことに気づいていくのですが、優しい夫がいて子供も無事3人自立したというのに、結局ひとりぼっちなんです。思わずため息が出てしまいました。教訓も得られたので読んでよかったですが、こんな風に哀しく終わるお話は久しぶりです。
