給与計算についてすごく細かく質問をしてくる従業員の方がいて、毎月ビクビクしています。課税対象額はどういう数字か、とか時間外労働時間がおかしい、といったものです。
私がサラリーマンだった頃は、明細を疑ったことはありませんでした。年俸制に残業時間がすべて含まれると言われて、それを鵜呑みにしていました。結果的に大量の深夜サービス残業をしていました。そういう意味ではしっかり確認するのは大切な事です。というのも給与計算ソフトで計算しても、結局勤怠の部分は人が介入しますし、手動で設定する箇所もたくさんあります。またそもそも給与体系が違法の場合もあります。
社長が「うちはちゃんと払っている」と思っていても、そうでない場合があります。例えば固定残業代を払っている場合、固定以上の残業をして出た分を払わなくてはいけません。給与は未払いがあると最悪3年分遡って支払わなくてはなりません。日々の積み重ねで膨大な額になりかねません。そういう意味では給与計算業務は大変重みのある業務です。
今日はこれから労働局の助成金センターに行ってきます。
