今までいくつかの会社で働いてきましたが、仕事でのつながりは、その仕事を辞めたら切れてしまうものが多いなと感じています。それはママ友もＰＴＡ役員も同じです。その役割を一生懸命やっている時は、すごく一緒に濃い時間を過ごすのですが、終わってしまうとほぼ切れてしまいます。どうしてかというと、それ以外に話すことがなくなるからだと思います。寂しいですが、仕方ないことですよね。中には年賀状をやり取りする仲間がいたりすると、それはむしろ有難いご縁なのだと思います。
たまに仕事で一緒だった人が今はどうしているかな、と思うことがありますが、連絡はしません。でも考えてみたらそれって勿体ないことなのかもしれません。そういうご縁が復活すれば、またそこから豊かな関係が築けるかもしれない。
‥‥などと考えながら、いやいやその人の今の状況がわからないと、連絡しても無下にされる可能性が高いかも、と考え直します。人は状況によって必要な人が変わります。それは悪い意味ではなく、今を生きるために必要なことだと思います。だから、自分の状況にちょっと余裕ができたから雑談に付き合って、なんていうのは迷惑になることが多いでしょう。
ある程度の年齢になったら、遠くからそっと応援できる関係が一番いいのかも。それ以外は仕事など今を生きる優先順位の高い人間関係だけになっていくのが当然だし、あるべき姿なのかもしれません。
