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心に余裕がない、自分優先なのは私自身…

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通勤で川崎駅を通ります。大きな駅なので、朝も夕方も人が多いです。私は人混みが苦手なので、とにかく一気に通り抜けたくて早足で歩いています。

歩いていていつも気になるのは、どうしても他人の前を横切りたい人が多いということです。これは人間の本能なのかと思うほどです。心に余裕がなくあまりにも自分優先の人ばかりです。最近は張り合うように自分も「譲るまい」と思ってしまいます。でもこんな小さいことで神経をすり減らすのは馬鹿馬鹿しいです。

ここまで書いてふと気づいたのですが、心に余裕がなく自分優先なのは、実は私自身ではないかということです。思えば今年4月に断酒してからストイックな状態が続いていて、自分の心身をうまくオフにすることができずにいます。だから他人に不寛容で、ちょっとしたことが許せないのだと思います。

好きなお酒も飲まず、カフェインも取らず、白米も食べないようにして、毎日こんなに我慢しているのに…という気持ちが爆発寸前です。誰に強制されたわけでもなく、自分が選んでやっていることなのに。サウナに行ったり、大河ドラマを観ることでストレス解消しているつもりでしたが、健全な趣味以外を自分に許さないという窮屈さを常に感じているのです。

どうしてここまで我慢するのか考えてみると、多分マウントを取りたいのです。自分には自制心があり、節制することで若さと健康を保ち、読書をして知性を保ち、私はあなたたちとは違うのよ、と言いたいんです。あーなんてちっぽけで嫌な奴なんだろう。自己分析すればするほど嫌気が差してきます。毎日頑張っている理由が、ただ他人にマウントを取りたいがためだったのか…。これは当たらずも遠からずな気がします。。人生の目的や自分の存在意義を今一度考え直した方がいいかもしれません。

実はこのブログを書き出した時点では、「私は心に余裕のある人間でありたい」と締めくくる予定でした。他人のフリ見てわがフリ直せ、みたいな。でもそんな綺麗ごとじゃないです。もういい加減「自分が自分が」を卒業しないと人生拓けないな、と結構切実に思います。

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