「夢をかなえるゾウ」という本を読みました。この本で得た気づきは「人の欲を満たすからお金がもらえる」ということです。特に起業する人にとっては当たり前の視点なのかもしれませんが、私にとっては目から鱗でした。
この「夢をかなえるゾウ」の中で、ガネーシャというゾウの神様が、凡人の主人公に様々な課題を出していきます。靴を磨く、とかトイレ掃除をする、といった簡単なことから始まって、自分にもできそうと思いながら話は進み、その中で自分なりの気づきを得ていきます。最終的には「人の成功をサポートする」というところに行きつきます。
自分軸でしか物事を考えていないと、見逃すことがたくさんあります。自分が与えたいものを与えても、他人には喜ばれません。ニーズというものが正に人の欲なんだと思います。他人がいい思いをしたい、という欲にどれだけ貢献できるかが商売なのです。
例えば、私が社労士ブログでこういうことを書いて、誰のニーズが満たされるかというと、同じように開業まもない方々だと思います。そういう意味では、私の顧客になりうる中小企業の社長のニーズはあまり満たしていないと思います。この気づきから、ブログの存在意義を改めて考え直すきっかけにもなりました。
もしかしたら起業サポートや集客支援といったビジネスの可能性もあるのかもしれません。しかしそれは自分がまず成功しないと説得力がありませんよね。
この本はまだ続きがあるようなので、まずは2冊目を読んでみることにします。
