人の世界、どんなことにも上には上がいます。些細なことでも上手な人がいます。だから自分よりうまくできる人を見て自分にがっかりする必要なんてありません。
多くの人が集まる場所ではどうしても人と比べてしまいます。外見が綺麗、社交的、対応がうまい、など色々なことで自分より上か下かと判断したり、あの人よりこの人と無意識に順位を付けてしまったり…。逆にそうやって仕分けされる日常、選ばれるか否かの日常が苦しくなることもあります。
そこで一昔前にSMAPの「世界に一つだけの花」が大ヒットしたのだと思います。誰かと比べなくていい、オンリーワンなのだと。私はこの歌に勇気をもらいましたが、しかし一方で「甘ったれたこと言っていないで頑張れよ。」と反発心を抱いた人もいたと思います。確かに何も頑張らず最初からオンリーワンの権利を認めろというのは違うと思います。しかし上か下かという優劣だけで人や物事を判断しない価値観は持っていたいです。