世の中ってすごく論理的に物事が進んでいるように見えて、実は感情やその場のノリで動くことの方が多いんじゃないかな、と最近思います。今年になって小説を大量に読むようになりました。人の心の動きや考え方を疑似体験すればするほど、人は感情で動かされる部分が大きいのだと感じます。
例えば人間的に好きな同僚や先輩から何か依頼されたら喜んで引き受けますよね。何故その人を好きになるかと言ったら、自分を認めてくれたり、理解してくれたり、相手の行動に共感できたり、理由は色々でしょう。逆に嫌いな人や苦手な人がどんなにすばらしいことを言っても、心に響かないでしょう。「何を言うかより誰が言うか」というのはTwitterを見ていても思います。今をときめく俳優が「おはよう」と呟いただけで何万ものイイネがつきます。
好き嫌いで仕事をするなとか、石の上にも3年なんて諺もありますが、好きな人や環境を選んで行動した方がいい結果を生む場合もあります。嫌いな人に合わせたからといって好かれることはありません。嫌いな仕事を嫌々やっても成果は上がりません。こうあるべきとか、やらなきゃいけない、という制約から自由になった方がいいですね。