子供を産み育てることで、女性のキャリアが中断されて報酬の安い仕事しかなくなるという記事を読んですごく共感しました。（とは言え結局は親や周りの協力がないと難しいのか、という気持ちにもなりますが…）
“母の罰”に屈しない 「育児も仕事も」もがき続けた先に ＃女性の選択https://news.yahoo.co.jp/articles/af4320439b949badeb5166bffa3bd9633ee916ae
しかしこれ以上に問題なのは、子育てを軽視している世の中かなと思います。先日子供の自殺者数が過去最多であるという記事がありました。これは親の共働きも原因の一つではないかという見方もあります。結局声を上げられない子どもが犠牲になっている部分があると思います。親が家にいない時間を習い事で埋め尽くす子どももいます。早く家に帰って休みたい子どももいるでしょう。労働力が足りない今の日本では、こうした不都合な現実は議論されないように思います。現実として母親が専業主婦では家計が成り立たない世の中になっているからです。
これはすぐに解決できる問題ではないですが、子育ての重要性を、社会や国がもっと理解してほしいと思います。そして仕事と育児の両立が思った以上に難しいことも。家事育児はお金がもらえないので価値がないと判断されることが、やっていて一番つらいことです。結局子どもがある程度育ってきたところでやっと評価されることもありますが、それでは遅いんです。辛くて大変な育児に何の評価もない（却って会社のお荷物になる）ことを敢えて望むかというと、半数は望まないのが今のZ世代なんです。
世代間の利害対立もよく議論されますが、もう少し社会全体が助け合いの気持ちを持てる雰囲気になるといいなぁと思います。
