今日は支部会で人材開発支援助成金の研修を受けました。最近国が力を入れている助成金で、特にデジタル人材等の成長分野のスキルアップを図ることが目的だそうです。情報通信業やそういった部門がある会社にとっては有効だと感じました。
そういえば少し前に岸田首相が育休中のリスキリング(学び直し)について批判を受けました。育休中は育児だけで精一杯なのにスキルアップまでしないといけないのかと。確かに授乳中の1年はまともに寝られません。育児休暇というと、休暇を取っているように思われるのが誤解の元ですね。
この唐突に出てきた「リスキリング」という言葉ですが、この人材開発支援助成金にも出てきます。とにかくデジタルやグリーンエネルギーといった新分野の人材を増やしたいのでしょう。昔はスキルチェンジと言っていた気がしますが、リスキリングはアップテート的な意味合いが強いのでしょうね。これは育休中ではなく、いつでも誰でもやる気のある人が取り組める環境を作るべきだと思います。
とは言え、実際助成金のハードルは高そうでした。分野が限定的で、対象者も限られるからです。社労士として助成金を提案するというよりは、むしろオンライン研修を実施する事業者になって、この助成金と合わせて営業すれば売れるのではないか…などと考えてしまいました。。